災害時IDDM患者支援プロジェクト

2019年10月の台風19号などこれまでの常識を超える大型台風による被害が今後も全国各地で起こり得ます。
そのような場面では、従来の避難誘導だけでは、体が不自由な高齢者のみならず、健康な住民も避難時期や避難経路の判断ミスにより、 多くの尊い命が犠牲となってしまう可能性があります。
情報を適切な時期に、適切な人に伝えるための新たなシステムがあれば、住民の避難行動が早期より安全に行える可能性が高まります。
そのためには、まずこれまでの災害における住民の避難行動を把握する必要があります。

当サイトでは、アンケート方式で過去に経験した災害時に実際にとった行動を聴取し、得られたデータを類似度に応じてセグメント化し、行動様式をシナリオ別に確率潜在意味解析とベイジアンネットを統合したプログラム(PLASMA)で確率モデルを構築します。
構築された確率モデルは、今後の避難行動を支援するシステムを開発する際に、有用な情報となり得ます。

以下をお読みいただき、本プロジェクトの趣旨に同意いただける場合はアンケートにご協力ください。

 佐賀大学医学部附属病院救急医学講座では、現在のエリア別避難指示の精度を向上させるための研究を行なっております。 具体的には、避難指示を出すべきタイミングや対象を適正化し、住民の皆様が安全な避難行動を取れる社会を実現させるための研究です。 これまでの災害で、皆様が実際に取った行動や避難時期を調査することで、今後の災害時の行動を予想、避難を適切にサポートする仕組みを作りたいと思います。
 アンケートで御提供して頂く情報としては、年齢や仕事内容、家屋の特徴や家族構成、実際の避難行動についてです。
 アンケートの趣旨に同意して頂き、御協力して頂ける方はアンケート画面に進んで下さい。また、アンケート終了後でも同意を取り消し、アンケート結果を消去することが可能です。
アンケートの取り消し方)を参考にして下さい。

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